網戸は採用すべき?
地域によって不要な場合もあるかもしれませんが、網戸は付けておいた方が無難です。
我が家は静岡県に家を構え、気候的にも暑すぎず寒すぎず過ごしやすい地域となっています。
特にこの時期(春、秋)は気持ちのいい風が吹きます。
一条工務店の網戸はオプション
オプションなので、よほど特別(高性能)な網戸なんじゃないかと思った方いらっしゃいません?名前も高性能樹脂サッシ用網戸という名称で少し紛らわしいです。
しかし、高性能なのは樹脂サッシのことを指しています。決して樹脂サッシ用網戸が高性能ということではありません。
網戸は普通の網戸です。
一条工務店は24時間換気システムを採用しており、窓を開けて外気を直接取り入れるということは推奨しておらず、ロスガードによるキレイな空気を取り入れる仕様のために網戸は不要というのが基本スタイルです。
網戸の価格
我が家の建築時には3,000円/坪でした(2016年)。
全面に付けましたのでオプション価格99,200円です。
勝手口の網戸は15,000円と別料金となります。
我が家では採用しませんでしたが不自由しておらず、付ければ良かったと後悔したこともありません。
網戸が不要という方はもちろんこのオプション価格は掛かりません。
網戸のタイプ
パネルタイプの網戸
引き違い窓にはこちらのタイプとなります。
ロールタイプ(横引き)
開き窓は網戸を設置できるレールをつけられないためこちらのタイプになります。
網戸の正しい使い方についてはこちらに載せています。
虫が入らない正しい網戸の使い方について
高気密・高断熱の弊害
春や秋の季節では高気密・高断熱のi-smartの性能が仇となることがあります。
外の気温はちょうどいいのに、高気密・高断熱であるがゆえ室内で発生した熱を逃がすことができず、室内が暑くなっていきます。
魔法瓶のように熱を室内に閉じ込めてしまうのです。
人間の生活する上で発する熱や二酸化炭素(家族が増えればその分上昇)、あらゆる家電(特に調理)の熱により室温は上昇していきます。
上の表示が室内の温度、湿度
下の表示が外の温度、湿度です。
このように外は涼しいのに中の熱は篭ったままの状態となります。これくらいの気温ならまだ扇風機で快適に過ごせますが、この熱が日に日に蓄積されます。
室内と屋外の気温と湿度を測れるこちらの温湿度計はとても重宝しています。
熱対策
早朝の涼しい時間帯に窓を開け、外の涼しい風を室内に取り込み室内の熱を外に逃がす
ということをしています。
そう考えると網戸は必須です。網戸がないと窓を開けて虫が入ってきてしまいますから。
それでも解消できなくなってくるとエアコンを入れることになります。
まとめ
春や秋の季節の風を取り込むという方は、網戸をつけた方が良いでしょう。
一条工務店の家は高気密・高断熱で夏も冬も快適に過ごせるという季節感を無視した性能を持っていますが、春や秋はちょっと融通が利かない側面を持っています。
そこは窓を開け、ちょうどいい風を直接取り込むという方法で凌ぐのが良いと思います。
ただ、唯一トイレの窓の網戸だけ使ったことがありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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