入居後6年経ったフローリングのダメージ

普通に生活していてもフローリングへの傷は付いてしまうものです。
6年経った我が家のフローリングにも細かな傷はもちろんのこと、表面が欠けてしまっている部分が多数あります。
フローリングの仕様
- 種類:EBコートフローリング(i-smart標準仕様)
- 色:ホワイトウォールナット
- コーティングなし
それほど頑丈なフローリングではありません。
入居前にフロアコーティングを施工される方が多くいらっしゃいますが、我が家では行いませんでした。
フローリングの凹み

パッと見では分かりづらいですが、点々と凹んでる箇所がいくつもあります。
上記の傷をアップしたものが以下の写真です↓↓






フローリングのえぐれ傷



フローリングがえぐれてしまい、下の合板部分が見えてしまっています。
放置しておくことでホコリや湿気がえぐれ傷に入り込んでしまい、接着材でくっついている合板が剥がれてしまう恐れもあります。
更には、この傷部分から徐々に合板が剥がれてしまうことで、フローリングが浮いてしまうことも考えられます。
フローリングの傷への対処
凹みの復旧にはアイロンを使うと良い?

凹みについては、重みや衝撃による木材の収縮が原因と言われています。
そのため木材に水分を浸透させ膨張させることで、ある程度元に戻ると言われています。
我が家でも試しましたが、上手くいきませんでした。
なぜアイロンで凹みが戻らないのか?
我が家のフローリングは無垢板ではないからです。
前述したように水分を含んで伸縮する性質を持っているのは無垢板であります。
我が家のフローリングは合板を重ねたフローリングであるため、水分を吸収して膨張させるという方法は適さないのです。
そのため、凹みについてはそのままの放置状態となっております。
エグれた穴にはパテを埋める
フローリング用 木工パテを使います。
探しているうちにいくつか種類はありましたが、セメダイン製というブランドでこちらに決めました。
えぐれ傷にパテを落とす。


傷の中でパテをグリグリして馴染ませる

ヘラで余分なパテを取り除く

傷方はみでたパテや多い分のパテをヘラで取り除き、フローリングと高さを揃えます。
この時のコツとして、フローリングがえぐれて盛り上がっている方からヘラを滑らせることで、フラットにパテを整えることができます。
完了


補修後のフローリングの状態
少し遠目から

どうでしょうか?目立たなくなりましたよね?
このアングルでは以下の2箇所が補修した部分です。

もう少し離れると目立ちませんよね?

えぐれた傷は放置せずに、簡易的でも良いので補修するようにしましょう。
フローリングダメージの原因は?
一番の原因はスマートフォンの落下によるものです。
次に子供のおもちゃによる傷が原因となっています。
なぜスマートフォンの落下で穴が空くのか?
スマートフォンのカバーが屈強すぎて、フローリングが耐えきれず削れてしまいます。
夫のiPhoneにはこちらのカバーを装着しています。
こちらは値は張りますが、ものすごく丈夫で軽いiPhone用バンパーケースです。
航空機でも用いられていると言われる、ジュラルミン削り出しという謳い文句で人気のバンパーとなっています。
夫はiPhone6sを使用している時もこちらのバンパーをずっと使用していました。
今ではふるさと納税の返礼品にもなっており、お得にGETすることができます。
とにかくこれを装備したiPhoneは凶器に匹敵するような硬さとなります。
床に落とそうものなら、落下スピードがそのまま衝撃に加わりフローリングを凹ませてしまう訳です。
フローリングにはダメージを与えてしまいますが、スマートフォンは守られています。
スマートフォンを守るか?フローリングを守るか?という問題でしょうか・・・
そもそもスマートフォンを床に落とさなければ良いわけですが(^_^;)
初めての傷とその時の心境は??

初めて床を凹ませてしまったのは、引き渡し後1ヶ月も経たない頃だと記憶しています。
「あ゛〜!!」という大声がとっさに出てしまうと共に、自責の念に駆られました!
ついにやっちゃったよ・・・(ノД`)シクシク
かなりの落ち込み具合でした。
しかし人間の適応能力の高さには驚きます。
2回目、3回目と繰り返し、傷を付けてしまううちに気にならなくなってくるのです。
今では「ま〜たやっちゃったよ」と、引きずる思考はなくなりました。
『どーせ穴空いてるし』『傷ついてるし〜』と開き直ってしまっています。
もちろん傷の規模にもよりますけれども・・・。
子供がいれば新居もすぐに痛む

子どもがいれば乗用玩具を壁やドアにぶつけたり、おもちゃを投げたりします
新築の状態をいつまでも維持しようとすると、気持ちはもちません。
子どもに対してもイライラしてしまいます。
まとめ
結果論でモノを言いますが、どーせ傷が付くなら早い方がいい!というのが今の見解であります。
長く新築の状態を維持した場合、より気をつけようと窮屈な生活スタイルや神経質にもなってしまう可能性があります。
普通に生活していて、子どももいればボロボロになっていって当たり前です。
夫も幼少期には家の窓にたくさんシールを貼り付け、よく怒られていたようです。
誰もが通る道ですので、そう思えば多少の傷や凹みなんかは、大したことではないと思えると思います。
小さなお子さんのいらっしゃる方は、そのあたりも受け入れつつ家づくりを計画していってもらえれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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