土地境界についてのご近所トラブル
我が家の土地は過去に売主による官民境界確定(国土調査による)が済んでいる土地であり、境界標も残っていて文字通り土地境界が確定している土地です。
トラブルは外構工事にて境界内側に土留めブロックを入れている時から始まりました。
北側に住むご近所さん(以下Bさんと表記)から「もっと後ろに下がれ」ということを外構業者さんが言われました。
配置図
「下がれ」と言われたのは赤いラインの部分です。
ここには低い土留めブロックを入れています。
土留めの用途ですが、土地の境界線も分かるようブロックを入れたのですが、道路幅も3.259m(図面青丸に表記)と狭く車も通るため、車が乗り上げてもいいように低いブロックとしました。
4m幅のない道路については、道路中心から2m下がった位置に建物を建てなければなりませんが、我が家は土地境界が道路中心から2m幅(図面ベージュ矢印)を確保していますので問題ありません。建物はさらに後ろに下がっています!
そもそもこの土地について、過去の官民境界及び民民境界における同意書に、Bさんも同意をしているわけです。
あなたは土地境界について異議なく同意されていますけど???
という思いです。
トラブルの経緯
直接私たちに文句を言ってこなかったのが、なんとももどかしかったです。
外構業者さんを通じ「境界をわかりやすくしているだけで、車を乗り上げてもいいし多少中に入ってしまうことも問題ない」ということを伝えてもらいましたが納得をしてくれませんでした。
この境界線について我が家に落ち度はなく、Bさんが無茶を言っているのでそのまま外構工事を続けてもらいました。
そのうちに、Bさんはすぐ近くに住む夫の両親にも、同じように文句を言いにいきました。
両親も同じように答えていましたが、結局Bさんは納得しませんでした。
それでも我が家に直接言いに来ませんでしたので、こちらから出向いてわざわざ説明もする必要もなく、今に至っています。
その後は・・・
こちらとしては無茶な要求に応じることはできないため、そのまま外構工事を進めていたところ、Bさんは道路反対側にラインを引き、三角コーンを置いて境界を主張し始めました。
三角コーンを置いたのは赤丸の部分です。そもそも青く囲った土地は別の所有者の土地です。Bさんが借りているのか関係性はわかりませんがBさんが管理しているようです。
なお、この北側の道路ですが西側へは通り抜けることができないため、この位置を車で通るのは夫の実家とBさんになります。まさに実家への当てつけのような形で三角コーンを設置していると考えられます。
「このコーンの内側がうちの領土で、狭い道路だけど車で通過する際には入るなよ!」と主張しているかのようです。
今の関係性は?
我が家としては表向きは特に揉めていません。
土地境界について直接言われたわけではないので、こちらからも直接説明をせずに今に至っています。
顔を合わせればこちらから元気に挨拶をしています。向こうからしてくることはありませんが、挨拶は返してくれます。
ただ、「避けられているな」とは感じています。挨拶をするほどの距離でなく遠目で私たちを確認をしたときには、早歩きで家の中に入ったり引き返したりと私たちと顔を合わせないようにしているのが分かります。
そのため、逃げられる前に大きな声で気持ちよく挨拶をしています😁無視できないくらいに
まとめ
家を建てると引越しは簡単にできませんし、ご近所さんを選ぶこともできません。こればかりは住んでみないと分かりません。
しかし、そのような中でも未来永劫その地で過ごしていくためには、なんとか関係性を悪化させないよう繕う必要があります。
揉めないようにしつつ毅然と振る舞うことが大切です。
別に無理して仲良くする必要もありませんし、気に入られる必要もありません。
今回紹介した我が家のトラブルなんか大した問題でもなく、もっとモンスターなご近所さんとの付き合いをしている方がたくさんいると思います。
家づくりにはそのような側面もついてくるということを一つ頭に入れて家づくりの計画をしていただければと思います。
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