持ち家と賃貸はどちらがいいの?
一長一短のためどちらが優れているという答えはありません。
住まいという括りで自分に合っているのはどちらか?ということを考えましょう。
スポーツで野球とサッカーどちらがいいのか?という質問と同じようなものです。好きなこと、得意なこと、自分の特徴に照らして皆さん選んでいます。
私は野球が好きだとかサッカーが得意だとか自分の気持ちを言うことはあっても、「やっぱり野球だろ!」だとか「いやいやサッカーでしょ!」ということを論争している人はいませんよね?
どのような人が持ち家がいいのか?賃貸がいいのか?ということを思いつく限り述べていきたいと思います。
持ち家がおすすめな人
- 一生その場所で住むことができる人
- 転勤があっても生活域圏内
- この場所がどうしても気に入った
- 自分の空間として居住スペースを自由にカスタマイズしたい人
- 壁のクロスを変えたり模様替えしたい
- 駐車場を取っ払って芝生を張りたい 等
- 自分の理想の間取りに住みたい人
- 寝室はこの位置、リビングは20帖欲しい 等
- 自分の資産を持ったという満足感を得たい人
- 自分名義の土地や建物を所有できる
賃貸がおすすめな人
- 転勤がある人
- 全国または他国への転勤がある
- 住む場所を定期的に変えていきたい人
- 模様替えするくらいなら引っ越せばいい
- 支払いを安くしたい人
- ローンを借りないため利息を払う必要がない
- 建物の維持管理が不要
- 固定資産税が不要
- ローンを借りるリスクを負いたくない人
- 住宅ローンは借金であり返さなくてはならないもの
- 借入後に万が一収入が減って支払が追いつかないということも考えられます。そのようなリスクを回避できます。
持ち家のメリットとデメリット
メリット
- 自分の城を持てる(資産になる)
- 自己満足ですが、精神的なゆとりももてます。
- 自分への投資
- 仕事や生活のモチベーションがアップします。
- 土地、建物内は自分のテリトリーであり、自由に過ごせる
- 庭で全裸になったり、大声を出したり、非合法な薬物の栽培等々、他人に干渉するようなことをしなければ大抵自由に過ごすことができます。
- 理想の間取りで生活できる
- 予算の限り自由に希望を組み込んだ設計の家に住むことができます。
- 一条工務店では様々なルールがありますが、それでも希望を汲んだ設計となっていますので自分の生活スタイルにあった空間で生活することができます。
- 一戸建てのため、同一建物の中に他人がいなく騒音、振動の心配がほとんどない
- 他人の生活領域と距離があるため、それほど気にする必要はありません。洗濯機を回す時間や掃除機をかける時間等に配慮する必要ありません。
- アパートやマンションに比べ広い生活空間を確保できる
- 4人家族の平均的な建坪は33坪程度のようですが、それほど広い賃貸物件は限られています。
- また、同じ広さの物件を借りようとすると地域にもよりますが高額な賃料となります。
- 光熱費が安くなるかも
- 一概に言えませんが最近の住宅は気密性や断熱性等も優れ、光熱費が安く済みます。我が家もアパート時代から2倍の広さとなりましたが、光熱費は変わらないか、安いくらいです。
- 自己資産のため最終的に売ればお金になる
- 売れればですけどね。
デメリット
- 自分の城を持ってしまう(資産になる)
- 資産になるということは自分で全て管理しなくてはなりません。自分の建物、土地が原因で第三者へ被害を出してしまった際に、責任を負わなくてはなりません。
- 資産は全てプラスということではなくマイナスになる資産もあります。マンションなんかでも買った時点で半値になると言われますが、マンションに限らず戸建ても同じです。身近なことで言えば家電やゲーム機等も買った時点で価値は下がります。
- 評価額の影響を受ける。
- 土地の路線価に影響され価格が変動します。評価額が上がると価値が上がりますが、逆に評価額が下がれば価値も下がります。
持ち家の人は、固定資産税はなるべく払いたくないのに評価は上がって欲しいという矛盾を抱えています。
- 土地の路線価に影響され価格が変動します。評価額が上がると価値が上がりますが、逆に評価額が下がれば価値も下がります。
- 管理をしなければならない(築年数が経つにつれて管理が増える)
- サポート外の故障、修繕があれば自分で発注、支払いが必要です。
- 浄化槽保守点検、法定点検を発注し支払いも自分でする必要があります。
- 草や木の枝葉が伸びて隣地に侵入→除去しなければなりません。
- 引っ越すことができない
- 近隣住民とのトラブルがあっても嫌だからと簡単に引っ越すことはできません。
- 他に気に入った土地が後から出てきてもそちらへ移るということも簡単にできません。
- 最悪売ってしまって引っ越すこともできますが、値段の高いものになりますので簡単に買い手が見つかりません。ましては、買った時点よりはるかに安く手離すことになり、損をします。売るにしても理由がありますので、その原因がその立地や建物にあるとすればマイナス要因となりさらに売りにくくなります。
- 固定資産税を払い続ける
- 資産を持つ限り永遠に払い続ける必要があります。ローンの支払いとは別物です。
我が家は今の所 16万円/年 程度を支払っています。
- 資産を持つ限り永遠に払い続ける必要があります。ローンの支払いとは別物です。
賃貸のメリットとデメリット
メリット
- 生活スタイルが変われば引っ越すことができる
- 家族が増えたら広い物件に引っ越し、逆に家族が減れば狭い物件に引っ越すというのが可能です。
- 家賃(共益費含む)だけの支払いで良い
- 保守にかかる費用(浄化槽管理)や町内会費等は家賃と一緒に引き落としてくれます。
- 財産とならない
- 当たり前ですが、掛け捨て保険のように月々の支払いが資産取得に直結しません。
- 普通に生活していての建物にかかる事故による責任は負う必要なし
- 大家さんや管理会社の責任となります。
- 住んでいて気になることは大家さん若しくは管理会社に言えば良い
- 部屋を借りてくれているお客さんですから、設備の不具合や性能の劣化について気になればすぐ報告をして対応してもらえます。
- 固定資産税とは無縁
- 課税されるのは大家さんです。しかし、その分の経費が家賃に乗っかっています。
- 不当に家賃を上げられるということがないため、支出の管理がしやすい。
- 借地借家法の適用となるため、不当な賃上げはありません。上げられたら「おかしいよね」と言いましょう。借りる側は守られるという強力な法です。
デメリット
- 集合住宅のため、上下左右の隣人との関係性や騒音問題
- 同じ建物の中の別の部屋に他人が住んでいます。防音、防振がよほど強化されていない限り、音や揺れが相手に伝わります。かなりの配慮が必要になり自分のペースで過ごせない可能性もあります。
- 2年毎に更新料(家賃 1ヶ月分程度)が必要となる
- これはなんの手数料でしょうか?
- 自由にリフォームできない
- あまりデメリットではないかもしれません。気に入った間取りの賃貸に引っ越せばいいのです。
- 老後の収入が減った時に新規契約ができなくなる恐れも
- 例えば収入が減ったため安い賃貸に引っ越そうとしても貸してくれないことも考えられます。貯蓄があれば問題ないですが、年金でその日暮らしとなった場合に住まいの確保が難しくなることも想定されます。
まとめ
つらつら〜と思いつくまま書き込んでみました。
土地関係の仕事をした時に感じたことは、「極力財産は持たないほうがいいな」と感じました。権利が絡むことは揉めますからね・・・。なんせ未だに昭和の時代の懸案事項等も残っているのですから。
我が家はまだ住宅取得して5年です。これまで不具合もほとんどなく、一条工務店のアフターサポートも俊敏に機能し、全く不自由なく暮らしています。
持ち家サイコーですよ!
10年、20年と経過しても、同じ気持ちでいたいという思いです。
持ち家と賃貸どちらがいい?と私に今聞いたのならもちろん持ち家を一条工務店で買うべき!と言うでしょう。
一条工務店で建てた方の中には、一条工務店の塩対応&手抜き工事というのもブログに載せていた方がいらっしゃいました。その方に聞けば「絶対やめとけ!」と言うでしょう!
その人の置かれている立場等によって返答は違いますので最終的には自分で答えを見出すしかないですね。
家づくりの始まり〜土地探し〜
家づくりは土地探しから始まります。
土地がなければ家を建てることも計画することもできません。
そんな土地探しをお手伝いしてくれる【タウンライフ家づくり】というサービスがあります。
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家づくりを始めたいけれど、何から調べたらいいのか?
不動産屋をいくつも回るのはメンドウだなぁ
これから家づくりを始める方は、まずはこちらへ気軽に相談するといいですよ。
土地を探すのはそもそも疲れる
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以上のような理由から土地探しには根気が必要です。
不動産屋巡りは時間と労力がかかる
土地は一点ものであり、不動産屋を回れば掘り出し物件が必ず出てくるというものではありません。
もちろん中には、たくさん不動産屋を回ったおかげで理想の土地が手に入ったという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、不動産屋を回ることが理想の土地が見つかることと直結するわけではありません。
不動産屋を多く回れば良いということでもない。
不動産屋を手当り次第回るというのはオススメできません。
それはね、どの不動産屋も大体同じ物件を扱っているからなの
不動産屋が所有する土地であれば、その不動産屋でしかその土地の情報を知ることができません。
しかし、多くの土地は所有者が個人となっています。
土地所有者は土地を早く売りたいので、多くの不動産屋に仲介をお願いしています。
そのため、その地域の競合する不動産屋を回ったとしても同じ土地を紹介されることがあるのはそういった理由があります。
不動産屋はその土地を仲介して紹介しているだけであって、その土地が売れた場合に所有者から売却益の数パーセントを仲介料として貰うことで不動産屋は成り立っています。
仲介の仕組み
不動産屋にもよりますが、仲介手数料は売れた時に発生するタイプがほとんどです。
土地所有者は土地が売れるまでは不動産屋に支払う費用は発生しない(もしくは少額)ため、たくさん情報を出してもらう方が土地所有者にメリットがあります。
逆に不動産屋も土地を所有していないために、その土地の管理(草刈り)をする必要がなく、固定資産税も支払う必要もないため、余計な経費がかかりません。
その上で、土地が売れた場合には売却額からマージンを貰えるため不動産屋にとってもメリットがあります。
つまり、お互いにメリットがあるわけです。
時間はお金では換えられない
1件不動産屋を回れば個人情報の記入をし、土地情報の説明を受け、現地確認をすることで、半日は時間を要してしまいます。
さらに、不動産屋を回ることによってこれがループし、現場に行ったら「あれ?この土地見たよね・・・?」という状況も起きてしまうことだってあります。
違う土地の情報が欲しいのに、同じ手続きを踏まされて手にできる情報は同じような物件となれば、「時間を返してくれ」と思いたいのは当然です!
どの不動産屋でも同じで、最初に「こちらご記入おねがいします」と紙を渡され、
- 住所
- 氏名
- 生年月日
- 勤務先
- 年収
と言った個人情報を記入させられます。
こんな事なら、「一回で手続きが済まないのか?」「ワンストップで土地探しはできないのか??」と思ってしまいますよね?
そんなサービスが【タウンライフ土地探し】です。
皆さんにとっての理想の土地が見つかることを願っています。
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