冬場の内窓の結露
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内窓が結露する原因は、室外と室内の温度差により発生します。
結露とは
空気中には目に見えない水分が含まれています。
その空気が冷やされることで、空気中の水蒸気が水滴に変わるのです。
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なぜ空気が冷えると水滴になるのだろう?
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それは、空気中に保有できる水分の量が温度によって異なるからだよ
- 温度が高い=空気中に水分を多く含む事ができる
- 温度が低い=空気中に含むことのできる水分量が少ない
- 温度が高い=空気中に水分を多く含む事ができる
- 温度が低い=空気中に含むことのできる水分量が少ない
ちなみに冬場に空気が乾燥しているのもこのためです。
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冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴が付くのも同じ原理と言えます。
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窓の結露の状態
特に、北側3部屋の窓に結露が多量に発生します。
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写真
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ガラスにもサッシにも水滴が付着しており、カビも発生しています。
更には、サッシ上部も水滴がしたたり落ちるくらい結露してしまっています。
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室内と室外の温度差
こちらは、朝7時の温度です。
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室内:23.6℃
室外:7.4℃
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ハニカムシェードの外(窓枠の空間)は14℃
夕方の日が落ちてからハニカムシェードを閉めますが、そのハニカムシェードの外側の空間の空気が23℃から14℃まで冷えたことで結露が起こっています。
結露を防止するには
断熱ハニカムシェードを完全に閉め下ろすのではなく、下部を少し開けることを一条工務店は推奨しています。
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ハニカムシェードにも『一時的な開閉又は下端に隙間を開け、空気の循環を行ってください』と記載されています。
一時的な開閉とは、一定間隔でハニカムシェードを開閉しなくてはならず、夜間にわざわざ起きて、開け閉めをするという作業は現実的ではありません。
一条工務店の家で過ごされる多くの方は、ハニカムシェードの下端を少し開けて対応していると思われます。
ハニカムシェードの下端を少し開けておくことで、室内の暖かな空気がハニカムシェードの外に流れ、ハニカムシェードの外に停留している空気を循環させて温度が下がりすぎないようする対策です。
ちなみに我が家でもこの対応はしています!
それでもあれほどの結露ができてしまいます。
その他の要因として
加湿器による過加湿
加湿器による過加湿が原因と思われます。
一条工務店の家は高気密高断熱と全館床暖房の合わせ技により、冬場は乾燥しやすいと言われています。
一条工務店からの『快適生活のための5つのお願い』にも以下のとおり記載があります。
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『冬季の過乾燥は、クロスのすき・造作材の割れの原因となる』とあり、加湿器を24時間フル稼働させています。
湿度計では50%程度であり、湿度計内快適表記の範囲ではありますが、加湿し過ぎていると考えられます。
5人の寝息による加湿
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主寝室(7帖)に夫と長男、長女の3人で寝ており、北東の洋室(5帖)で妻と次女(乳児)が寝ています。
人間の吐いた息にも水蒸気が含まれています。
また、寝ている間に人間は汗をかいているとも言われています。
つまり、狭い部屋で長時間寝ているだけでも我々は水蒸気を発しているのです。
それに加えて、加湿器を稼働させていることで過加湿となっているのかもしれません。
結露への対策
結露の発生を無くしてはいけない
結露の発生をなくすことはできません!
と言うより、やってはいけません。
結露を発生させないということは、室内と室外の温度の差を限りなくゼロにするということです。
つまり、室内を外と同じ温度帯に設定するということです。
家で過ごす意味が全くなくなってしまいますし、快適な環境での生活とはかけ離れてしまいます。
我が家では、内窓への結露の発生は「しょうがない」と飲み込むことにしています!
毎朝結露を拭き取る
一番良い方法は、朝起きてハニカムシェードを開けたら水滴を拭き取ることです。
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毎日拭き取ることで水分が残らず、カビの発生を抑えられます。
しかし、朝の忙しい時間帯に毎日この作業を行うのは面倒です。
自然に乾くのを待ち、カビが発生したら掃除をする
我が家は基本的には結露した窓はそのままで、放置をしています。
カビが発生したらティッシュで拭き取るように掃除をすることとしています。
掃除の頻度としては、1シーズンに2回行う程度です。
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雑巾やタオルを使ってもいいのですが、カビと一緒に水滴も拭き取りたいため、吹き上げる雑巾が湿っていたら意味がありません。
ティッシュであれば、吸収も良くそのまま捨てられるので、雑巾等のように洗う手間もありません。
さらには、水滴と一緒にカビを拭き取れるため、洗剤等を使用することなくカビをキレイに除去することができます。
デメリットとしては、ティッシュを結構な枚数使用することです。
掃除用の消耗品として割り切って使っています。
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窓の取っ手にも水分が溜まり、カビが発生してしまっています。
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【掃除後】
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結露を放置することへの懸念
結露を放置することで、カビが発生します。
カビは胞子を飛ばしていますので、このように黒く目に見えるカビばかりではなく、見えない場所にもカビの胞子が留まっています。
寝ている間にカビの胞子を吸い込んでしまうことで気管支系の疾患に罹ってしまうことが危惧されます。
そういう点では、毎朝の結露の除去が最善の方法と言えます。
まとめ
冬場の内窓の結露は防ぐことが難しいと言えます。
どうしても結露を防ぎたいということであれば、エアコン等を直接的に窓に当て、強制的に結露を発生させないようにするくらいしか思いつきません。
結露に悩んだり対策等を考えるその労力が大変であり、我が家では「しょうがない」と諦め、事後対応に努めています。
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