床暖房稼働!!
11月25日の23:00に床暖房を稼働させました。
床暖房稼働後は、室内がかなりの暖かくなり、冬の到来を忘れてしまうくらいです。
『高い気密性+全館床暖房』による冬の暖かさは、一条工務店の魅力の一つといっても過言ではありません。
家中が均一の暖かさになり、寒暖差がないというのは体にも負担は少ないはずです。
全館床暖房を導入してみたメリット、デメリットについては以下に載せています。
よろしかったら見ていってください。
稼働のタイミングは?
我が家は静岡県の中でも比較的温暖な地域(山間部ではない)であり、冬でも氷点下となることや雪が降るといったことは、ほとんどありません。
そのような気候帯で床暖房を入れるタイミングはいつかと言いますと、毎年11月の中旬から下旬としています。
また、Googleカレンダーの11月19日に「床暖房稼働」という予定を毎年繰り返しで入れており、一つの目安としています。
なぜ11月19日かと言いますと、初年度の床暖房を入れた日がこの日であり、備忘録としてGoogleカレンダーに入れたわけであります。
ちなみに昨年も初年度同日の11月19日に床暖房を稼働させました。
床暖房稼働の基準
室内温度が20℃を下回ったら床暖房を稼働させるというルールにしています。
暑い寒いという感覚は人それぞれです。
一人暮らしであれば周りの人間のことを気にする必要もありませんが、家族はそうもいきません。
個人の感覚で温度調整をするとどうしても意見が割れてしまいます。
そうならないためにも公平な数字で基準を示すこととしております。これなら文句ありませんよね。
しかし、今年に限っては21℃の時点で床暖房を稼働させました。
「夜間授乳している時に寒い・・・」という妻の意見を受け稼働をさせたのであります。
生後二ヶ月に満たない乳児を育てる妻が、体調不良となったら大変ですからね。
床暖房の温度は何度に設定するのが良いか?
稼働し初めは温度を高めに設定し、その後調整をするという方法が良いでしょう。
まずは、電気料金の安い深夜帯に30℃設定にて稼働させます。
我が家は中部電力のスマートライフプラン(朝トク)の契約となっており、23:00〜9:00までが深夜料金となります。
その単価16.3円/kWhです。
この間に高めの温度設定とすることで、配管内の水温を上げてしまいます。
そして、翌朝に各エリアに沿った温度設定をしていくわけであります。
↓↓以下エリア区分です。
通常温度:27℃ セーブ温度:26℃
と設定しました。あとはエリアによって独自カスタムしたタイマー設定(おまかせタイマー)をしていきます。
床暖房1−A
範囲:玄関ホール、トイレ、ウォークインクローゼット
玄関には土間があり、土間の下には床暖房は入っていません。そのため、温度が上がりにくく真冬の時期には他エリアよりも温度を高めに設定する必要があります。
床暖房1−B
範囲:脱衣所、浴室
お風呂に入る時間帯に、通常温度となるよう設定しています。
床暖房1−C
範囲:大壁和室
0時〜2時がセーブ運転なのは、少しでも電力使用量を下げるためであり、深い意味はありません。
日中は陽が当たるため室温が高くなります。よってその間はセーブ運転とし、陽が沈むあたりから通常温度となるようにしています。
床暖房1−D
範囲:LDK、北側廊下
23時〜3時をセーブ運転としているのは、少しでも電力使用量を下げるためです。
1ーCとの違いは床暖房の範囲の広さです。こちらは広い範囲なので効果が出るかな??ってところですね。
床暖房2−A
範囲:主寝室
寝ている時間帯に暖かく過ごせるように通常温度を長めにとっています。
北側に位置する部屋であり、陽当たりが悪いため基本的に室温は低めになります。そのため真冬になると、南側1A〜Dのブロックと比べて2℃程温度を高く設定するようにしています。
以下2ーB、Cについても同様です。
床暖房2−B
範囲:中央の洋室
こちらは基本的に昼夜使用していない部屋であります。
0時〜4時がセーブ運転なのは消費電力カットの関係です。
使っていない部屋であるからと言って床暖房を稼働させてなくていいか?と言うとそうではありません。
使用していない部屋であっても床暖房を稼働させることで家全体を温め、室温を均一に保ち、快適空間の維持及び消費電力の低減を目的としています。
床暖房2−C
範囲:東側の洋室
昨年までは中央の洋室同様に使っていない部屋でしたが、現在妻と赤ちゃんが寝ている部屋になります。
22時〜の通常運転としているのは、そのくらいの時間帯で寝かしつけに入るからです。冷えるようであれば通常運転の時間を早めるように調整します。
床暖房設定のポイント!
- 玄関の土間部分は冷えるため温度を高く設定する。(勝手口にも土間がある場合にも同様)
- 北側エリアは南側エリアよりも温度を高く設定する。
- 日光の入る部屋は昼の温度が上がり易く暑くなってしまうため、日中は低めの温度(セーブ運転)設定とする。
- 生活スタイルによってタイマーを設定し、自分なりの設定方法を確立する。
- 家全体を温めるイメージ!使わない部屋だからと言って低すぎる温度設定にしない。(家全体の熱効率が落ちることで電気使用量が上がる)
まとめ
我が家では、床暖房は冬を越す上で欠かせない装備となっています。
ちなみに稼働後の室温と外気温はこのような状態です。
かなり快適に過ごせています。
初めは温度設定やタイマー設定が難しいかと思いますが、自分の生活スタイルに合った形を見つけてみてください。こればかりは、設定をイジりながら徐々にやっていくしかありません。
床暖房で季節感もないよね?寒さに弱くなるのでは?という意見も聞かれますが、そんなことはありません。
冒頭でも記したように家の中での寒暖差もなく、体へのダメージは確実に減っています。
家族皆が体調を崩すことが少ないため、床暖房のおかげであるとも思っています。
床暖房の導入を考えておられる方や、一条工務店で家を建てることを検討されている方の参考となれば幸いです。
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