エコキュートの耐用年数は何年なのか?
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おおよそ10年±5年と言われています。
つまり5年〜15年です。
5年と15年では幅が大き過ぎると誰もが思うことでありますが、メーカー側も耐用年数を断定できないことから、含みを持たせているためこのように言われています。
家電でも「当たり」「はずれ」がありますが、エコキュートも同じです。
更には使う環境(気温、天候、使い方、水質等)が人それぞれ違うため、どうしても寿命に差が出てきます。
いつかは来るであろうエコキュートの寿命に備えなくてはなりませんが、
実は、
定期的にメンテナンスをすることで、このエコキュートの寿命を延命できる
とも言われています。
エコキュートのお手入れはしていますか?
- エコキュートのお手入れって何?初めて聞いた
- 風呂釜掃除(ジャバ)のことだよね?
と思われる方もいるのではないでしょうか?
風呂釜洗浄のジャバももちろん大切ですが、今回は自分で出来るエコキュートのメンテナンスについて我が家のエコキュートを参考に説明していきます。
ジャバを使った風呂釜循環洗浄については以下を御覧ください。
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※なお、このメンテナンスを行うことで必ず寿命が伸びるということでもありません。
※全て取り扱い説明書に記載されている内容です。一度取り扱い説明書をご覧になってみてください。
我が家のエコキュートタイプ
メーカー | 三菱電機株式会社 |
型 名 | SRTーST372UーIJ(寒冷地仕様ではない) |
年 式 | 2016年製 |
タンク容量 | 370L |
エコキュートのメンテナンス
早速取り掛かります!
操作窓は以下のとおりです。
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漏電遮断器の動作確認
①電源レバー操作窓を開けてテストボタンを押す。
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②電源ボタンが「入」→「切」になれば正常といえます。
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漏電による事故を防ぐためのもので、漏電(外に電気が流れてしまう)を検知すると回路を遮断する役割を担っています。
以降の作業は電源をそのまま「切」の状態で行いますので、電源を「入」にしないようにしてください!
逃し弁レバーの動作確認と水漏れ点検
逃し弁とはエコキュート内の圧力を外に逃がすための弁です。
水を排出することで圧力を調整する物のようです。
①脚部カバーを外す。
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②下部の排水口から流水音や水(お湯)が漏れていないかを確認する。
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③漏水の確認後、逃し弁操作窓を開け、逃し弁のレバーを手前に起こす。※動作確認のため数秒で良い
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④排水口からちょろちょろっと水が出ることを確認したら逃し弁を戻す。
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※配管が熱くなることがあるので触れないように!!
貯湯タンクの汚れ排出
そのままの流れから貯湯タンクの汚れを排出しましょう!
タンクの下部に溜まった汚れを水と一緒に流す作業になります。
①給水配管専用止水栓を閉める。
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水道水の汲み上げをストップします。
②逃し弁操作窓を開け、逃し弁のレバーを手前に起こす。
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③排水栓を開く(2分間程度)
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ジョロジョロっと水が流れる音がします。
④2分間流したら排水栓を締める。
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⑤給水配管専用止水栓を開ける。
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ここを開けなければ水道水の汲み上げを行われなくなるので必ず開けましょう。
⑥逃し弁レバーを戻す。
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給水ストレーナ(フィルター)の掃除
①給水配管専用水栓を締める。
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②逃し弁操作窓を開けて、逃し弁のレバーを手前に起こす。
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③コイン若しくはマイナスドライバー等で給水ストレーナを回して外す。
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④給水ストレーナを洗う。ブラシ等使うと汚れが取りやすいです。
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⑤給水ストレーナを戻す。
⑥逃し弁レバーを戻す。
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⑦給水配管専用止水栓を開く。
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【注意!】メンテナンスが終わったら必ずやること!
①電源レバーを「入」にする!
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この作業を忘れてしまうと、お湯を沸かすこともできず、夜に大変なことになります。
忘れずに行いましょう!!!
配管の確認も忘れずに
上部カバーを開けます。
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基盤がシート1枚隔てて剥き出しの状態であり、最初確認した時には驚きました。
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水が浸水した形跡もなく安心はしました。しっかりと密閉されているようです。
それでは配管(銅管)のチェックをします。
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エコキュートの銅管には断熱材が巻かれているという情報を見ましたが、我が家のものには断熱材は巻かれていませんでした。
銅管の色を確認すると、箇所によって色の違いが見受けられます。
酸化により劣化していくとだんだん黒ずんでいき、最終的には緑青色となって穴が空いてしまいます。
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私たちのような素人にとっては配置や電気系統は分かりませんが、せめて配管の色だけでも確認するのが良いでしょう。
漏水する前に気がつくことができるはずです。
まとめ
エコキュートの延命には定期的なメンテナンスが必要です。
と言っても自分で出来る作業ですので、年に2〜3回この作業を行ってエコキュートを長持ちさせましょう。
慣れてくれば、各作業を一括で行ってしまうことも可能です。
- 漏電遮断器のテスト
- 脚部を開けて水漏れの確認
- 貯湯タンクの汚れ排水作業
- 給水ストレーナの掃除
- 配管を目視
まだ自己メンテンナンスを行ったことのない方、メンテナンスが必要だと知らなかったという方は手間の掛かる作業ではないのでトライしてみてください!
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