6帖未満の洋室のレイアウト
北側に2部屋広さ6帖未満の洋室を確保しました。
こちらは、将来的に子ども部屋になることを想定しています。
広さ6帖に満たない洋室の使い勝手や収納の位置関係等レイアウトについて紹介していきます。
洋室の概要
- 広さ:どちらも5.33帖
- 収納:SQC-60F
- クロス:オリジナルセレクトクロスIC-1022
- 照明:一条工務店オリジナルLED照明
その他特筆する装備はなく、採用したオプションもございません。
レイアウト図
青く囲った2部屋を紹介します。
どちらも同じ5.33帖の広さとなっています。
レイアウト写真
二部屋は壁で仕切らず、三枚引き戸での仕切りとしました。
収納はタンスの付属するタイプを選びました。
現在の様子
真ん中の部屋
子ども部屋として使う場合には学習机とベッドぐらいしか置かないので、広さ5.3帖でも十分だと思っています。
学習机とベッドが一体的になっているものもありますので、こういったものを一つ置けば事足ります。
ラックの設置
写真左手側に突っ張り棒型のラックを設置しています。
壁に這うようにメッシュラックを設置することができ、省スペースでリュック等の収納ができています。
用途としては、以下のものを引っ掛けています。
- カバン
- ポーチ
- 帽子
- 鍵
壁掛けになっている状態のため、欲しい物が見えてすぐに手に取ることができるのが魅力です。
我が家で使用しているものは、ホームセンターで4,000円程度で購入しましたが、少し問題が発生しています。
どうしてもぐらついてしまい上手く固定できていないことです。
設置の仕方が悪いのでしょうか・・・4,000円も払ったのに(ノД`)シクシク
フローリングや天井へのダメージが心配なため、上下の突っ張りを強固にしているわけではありませんが、それでも大分強く締めているほうです。
↓↓不安定な状態が続くようであれば、こちらのようなしっかりとした作りのものを購入しようかと思います。
写真右手には、ドアに引っ掛けるタイプの帽子掛けを使用しています。
ドアを活用するので、ラックを置くようなスペースはいらず、使い勝手はとても良いです。
注意点としては、リュックのように重いものを引っ掛けるとその重みで下にずれてきてしまいますので、引っ掛けるものついては適宜調整が必要です。
右側の部屋
元々私たち夫婦が使用していたベッドをこちらの部屋に置いています。
子どもが生まれてからは使うことはなくなりましたが、大きく片付けることもできないために、この部屋へ置いたままとしています。
布団が写っていますが、普段はベッドフレームにマットレスだけが置かれている状況です。
撮影したタイミングの時にちょうど妹が泊まりに来てくれた時だったので、写真に布団が写っています。
使用感について
後悔ポイント
断熱ハニカムシェードを遮熱ハニカムシェードにすれば良かったと後悔しています。
遮熱ハニカムシェードとは、遮光の効果があり、シェードを閉めると部屋の中を真っ暗にすることができるシェードのことです。
現在は標準仕様の断熱ハニカムシェードにレースカーテンのみを設置しているため、明け方には日の光が部屋に入ってきます。
子どもが朝日の光(直射ではないが)で自然と目を覚ましてくれるなら断熱でも良いかなと思い、遮熱タイプにはしませんでした。
しかし、来客者(妹や両親など)が寝泊まりした際や、我々夫婦が体調不良となり、寝室とは別でこちらの部屋に寝た際には、遮光のドレープカーテンがないことから部屋を暗くすることができず、夏場なんかは早々に部屋が明るくなって目が覚めてしまいます。
三連引き戸の使い勝手は?
壁で部屋を仕切ることはせずに、三連引き戸により部屋を仕切っています。
それぞれの部屋を子ども部屋として使うまでは、2部屋を一体的に使おうと思い、三連引き戸を採用しましたが、このままでは一体的に使うことができません。
扉3枚をどうしても1枚分のスペースの所に収納しなければならず、結果的に空くスペースは扉2枚分となります。
一体的に2部屋を使うには、この扉1枚分のスペースも邪魔になります。
全ての扉を外すことで、初めて2部屋一体的な利用が可能ですが、我が家では以下の理由によりそのまま使用することとしています。
- 扉が想像以上に重く外すのが大変
- 外すのも大変だが、装着するのもまた大変
- 個室として使用する機会がそこそこあるため、その都度扉を装着するには骨がおれる
前述したように、妻の妹が年に数回泊まりに来てくれます。
その度に扉を装着するのは労力がかかり、面倒でもあります。
また、インフルエンザや今流行している新型コロナウイルスに罹患した際には隔離部屋として使うこともあります。
三連引き戸によるプライバシーの確保
子どもたちが大きくなって、それぞれ子ども部屋として使い始めた場合、この三連引き戸では壁としての役割には不安が残ります。
- 少し触っただけでも引き戸が動いてしまう
- 年頃の男女のため、プライバシーの確保にうるさく言う
※特に妹! - ケンカが絶えず口をきかなくなってしまう
- 関係の修復不能
というような流れを想像するだけでも、親としては泣きたくなってしまいます。
プライバシーの確保という点においては、三連引き戸では全く役に立たないため、将来的には引き戸が動かないように固定をするか、いっそのこと簡易的にもパーテーションのような壁を入れて対応するしかなさそうです。
その時が来たらまた対応を考えます。
さいごに
終の棲家として家を建て、これから50年近くこの家で過ごして中で、子ども部屋として使用する期間はどのくらいあるのでしょうか?
18歳で家を出ていくことを考えれば、10年もありませんよね?
もちろんその後も住み続けてくれるかどうかは子ども次第ですが、家づくりを考える中で、子ども部屋として計画をするのではなく、子ども部屋としても使えるような部屋を計画することが大切かなと思います。
例えば、子ども部屋だからと言って電車の絵のクロスを貼るといったようなことはやめた方が良いでしょう。
現在家づくりを計画されている方々は、人生を長い目で見た家づくりをご検討いただければと思います。
コメント