トイレの換気扇の汚れ
こちら、我が家のトイレ換気扇の様子です。
換気扇にホコリがびっちり詰まっており、外へ排気する管路が塞がっている状態です。
このような状況では、トイレ内の空気がしっかりと排気されないばかりか、排気口内部に溜まったホコリがトイレ内に逆流してくる恐れもあります。
換気扇カバーのシャッター部から定期的に掃除機で吸うようにしていますが、1年に1回は換気扇を分解し、念入りにホコリを除去するようにしています。
我が家のトイレの換気扇
我が家のトイレの換気扇は、一条工務店の標準仕様のものを使っております。
- メーカー:三菱電機㈱
- 名称:三菱パイプ用ファン(電気式シャッター付)とじピタ
- 製造年:2016年製
- 型式:V-08PED6-IJ
換気扇の位置
トイレに入り、便器に対して左奥隅に設置しています。
基本的には壁の上部に取り付けるようですが、掃除をし易くなるよう下側に付けてもらいました。
壁上部に設置した場合、掃除中にホコリが舞い落ちて、トイレ中に広がってしまうのを防ぎたかったからです。
掃除をするにも便器が干渉して作業スペースがない
床から近い部分の壁下側に設置したのですが、実際に掃除をしようとすると、換気扇が便器のすぐ後ろに位置するため、作業スペースが上手く確保できません。
掃除をし易いようにと壁下側に付けてもらったものの、逆に掃除がし難くなってしまいました(泣)
掃除を行う作業スペースはと言うと、壁と便器との間の距離は
左手側・・・約20cm
奥側およそ15cm
人が入るスペースは全くありません。
これは、後悔ポイントでもあります。
そんな状況ではありますが、出来る範囲での掃除に取り掛かかっていきます。
トイレの換気扇の掃除手順
便座の電源をOFF
まず最初に便座の電源を切りましょう!
コンセントを抜けばOKです。
電源が入っていると自動でトイレの便座の蓋やカバーが上がり下がりして、作業の邪魔となります。
さらには、モーターで便座の蓋を上げ下げしているものを手で無理やり押さえたりすることで、便座の破損に繋がります。
実際我が家では、トイレ掃除中に上記の理由により、トイレの便座を破損してしまいました。
ちなみにオート機能のない便器ではこの作業は不要です。
換気扇の電源もOFF
換気扇の電源も切りましょう。
作業の途中でファンが回らないようにする必要があります。
センサーにより入室と同時に換気扇が作動するようなタイプであれば、そちらの連携を切るようにしましょう!
我が家はセンター連動型タイプです。
換気扇カバー(グリル)を外す
換気扇カバーの下の凹み部分に指をかけて、手前に引きます。
すると、上部で噛んでいる爪も外れて簡単に外れます。
外れたカバーにはびっしりとホコリが付着しています。
本体のホコリの逆流に注意!
もちろん本体にも多数のホコリが付着しています。
作業するにあたり換気扇の電源を切っていますが、外気が排気口から中に流れてくることで、詰まっているホコリが中に吹き出してきます。
とりあえず、見える位置のホコリを掃除機で吸い取ります。
ある程度ホコリを除去しましたが、奥のファンや排気口にはホコリが多量に残っています。
ファンのカバーを外す
換気扇のカバーを外すとファンとの間に格子上のカバーがあります。
これを外していきます。
下部のプラスネジと上部の爪で止まっているだけなので、まずは下部のネジを外します。
外したカバー類は水洗い
外したカバー類には電気系統の配線や電極等がないことを確認し、水洗いをします。
水洗い後乾かす際には、換気扇カバーの口に何か物を噛ませて隙間を作るようにしてください。
換気扇のカバーはバネで開閉の調整をしていますので、物を挟まないと口が閉まったままとなり、密着している部分が生乾きとなってしまいます。
ファンは外れない
この換気扇はファンが外せないタイプのようです。
ファンを水平に引っ張ってもビクともしません。
本体と一体型となっている可能性があり、その場合は、本体ごと壁から外す必要があります。
おそらく画像のネジを外す必要がありますが、便器が邪魔で作業スペースが取れず断念しました。
ホコリを掻き出す
ホコリを掻き出すため、松居棒を使用します。
『松居棒ってなに?』という方はGoogle検索を試みてください!
松居一代さんが掃除で多様する掃除道具のことです。
これは、割り箸にティッシュをくくりつけ、ゴムで固定すれば簡単に作れます。
棒の先が枝のように2手に分かれていますが、これは意図したものではなくチャチャッと作ったら、たまたまこのような形になりました。
前後を掻き出せるような形となりましたので、結果オーライです。
松居棒で掻き出しながら掃除機で吸っていきます。
ビックリするほど大きなホコリの塊が、掃除機にごっそり吸い込まれていきます😱
掃除完了
ある程度ホコリを除去することができ、排気口の先が見えるようになりました。
多少ホコリの付着はありますが、良しとします。
外で風が吹いてもホコリの塊が舞って、室内に逆流してくることもなくなりました。
換気扇のカバーも以下のようにキレイになりました。
換気扇カバーを戻して終了です。
取り外しと逆の手順行うだけなので簡単です。
メッシュカバーは先に上部の爪を差し込みましょう。
そして下部のネジを締めればOK
カバーも装着して完了です。
さいごに電源を入れ、問題なく作動することを確認します。
まとめ
換気扇がホコリで詰まっていると、空気がしっかりと排気されないばかりか、詰まったホコリがトイレ内に逆流してしまうこともあります。
そのため定期的に掃除をして、キレイを保つようにしましょう。
- シャッターの間から定期的に掃除機でホコリを吸い取り、1回/年は分解して掃除をすること
- トイレの換気扇掃除は、キッチンやお風呂場と比較しても割と簡単
- 可能であれば本体も壁から取り外し、こまかく掃除機で吸うのが良い
- 作業スペースを確保するためには、換気扇の設置場所にも配慮する必要がある
ぜひ試してみてください。
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