平屋を建てるなら採用すべきオプション
平屋を建てる上で必ず採用すべきオプションは以下のとおりです。
- 太陽光発電設備
- 勾配天井
- テラス(ウッドデッキ)
太陽光発電設備
平屋では建築面積が広くなるため大容量の太陽光パネルを搭載できます。
2024年現在の売電単価は産業用(10~50kW未満)で10円(税抜)です。
せっかく導入しても安い単価で売っては、元を取るどころか設備代の回収もできないでしょ!
とお思いのことでしょう。
しかし、作った電気を売って利益を出すのではなく、自己消費することで電気を買わないという選択がこれからの時代の最適解ではないでしょうか?
そのため余剰売電とし、蓄電池も設置してしまって昼間は発電した電力を使用しつつ蓄電池へ充電し、余った電力は売るというスタイルが良さそうです!
夜間は蓄電池に貯めた電気を使えばいいのです。
夜間の電気も安いからと言っても買う必要ありません。
さらにはZEHの補助金をもらえば家計も助かります!
今では設備にかかる費用も安くなっており、1kWhあたりの設備単価は20万円弱程度のようです。
我が家は1kWhあたり313,200円(税込)で設置しました。(当時のモニター価格)
電気料金の上昇
電気料は上昇傾向にあります。
オール電化での料金プランの深夜帯は格安だとお思いでしょうが、この10年ほどで2倍程度上がっています。
過去には10円/kWhを下回っていたこともあったようです。
下記のグラフは平均的な電気単価を表しています。
2019年度の平均単価は24.8円ですので、月750kWh(我が家の使用量700kWh〜950kWh)電力を消費したとすると18,600円がかかります。
18,600円✖️12ヶ月=223,200円/年がかかるわけで、10年電気を買い続ければ2,232,000円という金額を使うことになります。
ましてや電気単価は上昇すると思われ、もっと支払いが多くなっていくことでしょう。
しかし、電気を自給自足すればこれらが0円となるため、長い目で見れば投資分も回収でき、さらには災害時にも電気が使うこともできるため、言うことなしです。
もちろん初期費用やメンテナンスコストもかかりますので損をしないとは言い切れませんが、導入する価値は十分あるはずです。
さらには一条工務店では蓄電池も安く設置できるようです。
原発を稼働させないという世論の意見からすると値上げは必至です。
災害時の電力自給
災害大国日本では、毎年各地で地震、台風、竜巻などによる停電が起こっています。
そんな場合でも発電系統がやられることなく、天気も晴れていさえすれば、電気を生み出すことができるため電気に関しては不自由なく過ごすことができます。
勾配天井
高い天井は2400mmの天井と比べ開放感が違います。
平屋は2階建のような吹き抜けを確保することはできませんが、オプションにて勾配天井を採用することで高い天井高を手に入れ、広い空間を得ることができます。
テラス(ウッドデッキ)
平屋の場合はベランダがありません。
毎日の家事である洗濯物を干すという作業の効率化を考えるとテラスが必要になります。
洗濯機からの動線を考慮し、掃き出し窓からテラスに出て洗濯物を干すという流れがスムーズではないでしょうか。
洗濯物は干さずに乾燥機にかける場合や、庭に物干し竿を設置するような場合には不用となりますが、洗濯物を干すことは毎日の作業になりますので効率化を考えて将来を見据えた家づくりは重要となります👍
テラスはオプションというより外構工事で施工することになるものですが、採用をおすすめするという点で挙げさせていただきました。
まとめ
平屋はワンフロアで完結し、住みごごちはかなり良いです。
平屋のメリットを活かすためにはこれらのオプションを採用することで生活力も更に向上すると思います。
平屋を考えておられる方の参考となれば嬉しいです。
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