オキシクリーンで浸け置きするにはお風呂場がオススメ!
オキシクリーンとは
オキシクリーンの説明は不要な程、皆さんの認知度の高い粉末状の酸素系漂白剤です。
漂白剤には酸素系と塩素系の二種類があります。
主成分 | ph値 | 特徴 | |
酸素系 | 過酸化ナトリウム | アルカリ性 | ・染料を脱色しないため、色落ちしやすい衣類にも使える ・ツンとした匂いがない |
塩素系 | 次亜塩素酸ナトリウム | 強アルカリ性 | ・染料まで脱色してしまうため、色モノには向かない ・綿や麻等生地を痛めていまう |
さらに、オキシクリーンには日本製とアメリカ製があり、界面活性剤の有無による違いがあります。
我が家ではアメリカ製の界面活性剤入りを使用しています。
こちらの方が洗浄能力が高いと言われていますが、その分すすぎを十分に行う必要があります。
オキシクリーンの効果
液性はアルカリ性ですので、酸性である油汚れ、皮脂汚れ等に効果を発揮します。
衣類の黄ばみにも効果を発揮するのはこのためです。
早速オキシ漬けしてみる
準備
オキシ漬けには以下が必要となります。
- つけ置き用の大きな容器
- 洗浄効果を上げるための温水
上記条件を満たすために、前日のお風呂の残り湯を使用すべく、浴槽で行います。
前日の残り湯では湯量は減り、温度も下がっておりますので60℃設定のお湯(給湯器のMAX温度)を足していきます。
漬け置きするお湯の適温は40℃〜60℃と言われていますので、60℃のお湯を足していけば湯量も湯温も適温である40℃〜60℃の範囲におさまります。
バスタブ満タンにお湯を満たして漬け置きするのがベストだと思いますが、経済的な理由からお湯の量は浴槽の半分ちょっと上くらいで普段は浸け置きをしています。
我が家では上記の方法にて水道代、電気代、使用するオキシクリーンの量を節約しています。
漬け置きするもの
今回は以下のモノを浸け置きしていきます。
- お風呂場用品
- 洗面桶
- バスチェアー
- ラック
- おもちゃ
- ハンドソープボトル
- 石鹸トレイ
- 風呂ふた
- キッチン用品
- オイルガード(ロータイプ)
これらをバスタブへ入れていきます。
床もオキシ液で漬け置き
ビニール袋に水を溜め、排水溝に栓をします。
そこへオキシ液を溜めていきます。
※注意点としては、ビニール袋の栓を作る際に水の量が少ないと、排水口の形状にビニール袋の形状が負けてしまって、栓が排水溝に流れていってしまいます。
私は一度流してしまったことがあります。
気がついた時には既に栓が無くなっていました😅
浄化槽保守業者さんにご迷惑をおかけしながら、撤去してもらいました。
漬け置き時間
6時間程度漬け置くのが良いと言われていますので、入浴後から翌日朝までの一晩浸けて置きます。
オキシ浸け後はこんなにキレイ
浸け置くだけでは汚れは落ちません。
必ずスポンジやブラシで擦ったり、磨いたりしてください。
汚れをスルッと取ることができます。
オキシ漬けの代償
オイルガードの金属部の変色
すでに何度もオキシ漬けをしているがために、ここまで剥げてしまいました。
排水口プラスチック部分の劣化
色が変わり、プラスチック部分の表面がザラザラしてしまっています。
なぜこの部分だけなのかは分かりません。
オキシクリーンの浸け置きとは別の原因なのでしょうか?
因果関係は未だに不明です。
コーキングの剥がれ
排水栓部分や風呂縁部分のコーキングが溶けたように剥がれています。
- コーキングが剥がれて水が漏れる
- 金属部分が劣化しすぎて折れてしまう
というような状況になればオキシ漬けの中止を考える必要も出てきます。
しかし、オキシ漬けによる掃除効率が高く、上記のような劣化によるマイナス面を跳ね返してしまうので、致命的なダメージを受けない限りはオキシ漬けを今後も続行するつもりです。
さいごに
オキシクリーンによる漬け置きの効果は抜群ですが、使うことの出来ない素材というのもありますので、自己責任で行うようにしてください。
使える素材と使えない素材が合体している製品なんかも多いので、オキシクリーンを使うことを迷う場面も出てくるかと思います。
- 劣化してしまうことを考えて別の方法で掃除するのか?
- 思い切ってオキシクリーンに浸けてしまうのか?
ただ、浴槽のような大きな箱にオキシ液を溜めて、色々と中に浸けて漂白・除菌ができるというのは作業効率が高いのは確かです。
我が家ではレンジフードのフィルター等も色落ちしてしまいましたが、懲りずにオキシクリーンに漬けているくらいですから。
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