お風呂場の気になる汚れ
お風呂は一日の疲れを落とし、心身共にリラックスするための場所であります。
お風呂は毎日入るものであり、水気の多い場所でもあることから汚れが溜まりやすいと言えます。
特に、赤カビや黒カビ、水道水に含まれるカルキの汚れは溜まっていく一方で、掃除も大変です。
この記事では、そんな厄介なお風呂場のカビやカルキを除去する簡単な掃除方法を紹介していきます。
風呂釜循環口の汚れ
風呂釜循環口は、エコキュートで沸かしたお湯と水を合わせて適温のお湯を吐水する箇所になります。
エコキュート、ガス給湯器どちらをご使用のご家庭でも、バスタブに備え付けられています。
風呂釜の循環口は普段はカバーをしてありますが、カバーを外すとこのようにヌメリ汚れや赤カビが付着しています。
これは4ヶ月ほど経過した状態です。
エコキュート取扱説明書には、1ヶ月毎に掃除をするよう注意書きがされています。
掃除開始
我が家ではカビ掃除には、強力カビハイターを使っています。
泡が流れずその場に留まるため、カビが落ちやすいためおすすめです。
これを風呂釜循環口とカバー両方に吹きかけ、10分ほど放置をしてからブラシでこすると簡単に汚れが落ちます。
カビハイターを使う際の注意点としは、水気を切った状態で使用することです。
水気が残っている状態でカビハイターを吹きかけても、水と一緒に流れてしまうため効果が薄くなります。
鏡のウロコや水垢
鏡のウロコ(炭酸カルシウム)についても除去していきます。
こちらも同じく年末の掃除から4ヶ月程度経過した状態です。
カルキの除去には、水垢用洗剤「茂木和哉」を使います。
こちらは、ものすごくオススメできる洗剤です。
茂木和哉さんという方が「自分はものすごいものを作ってしまった」と自画自賛し、自分の名前を商品名にまでしてしまったくらい衝撃を受けたとのことです。
商品の説明にも「汚れが劇的に落ちるのに、傷がつきにくいクレンザーの理想形だという自信があります」とコメントが記載されています。
ただし、成分も強力ですので必ず手袋を着用して使用するようにしてください。
掃除開始
クレンザー「茂木和哉」と少量の水を鏡に塗りつけ、付属スポンジで磨いていきます。
クレンザーが強力なため、それほど力は必要ありません。
磨く前と磨いた後の違いが分かるよう、写真左側だけ磨いてみました。
カルキの残りや油膜もごっそり落ちているのが分かります。
水滴の残り具合も違います。
このあと右側もきっちりキレイにしたのは言うまでもありません😋
シャワーバー・手すりの水垢
ステンレス性のシャワーヘッドを掛けておくところと、手すりを掃除していきます。
こちらも「茂木和哉」を使用しつつ、スコッチブライト「すごい鏡磨き」というシートを使って掃除をしていきます。
掃除開始
水垢も取れますが、同時に酸化した皮膜も落ちていくため、真っ黒な汚れがみるみる出てきます。
酸化した被膜はキリがないくらい出てきますので、適当な所で磨きは中止しても大丈夫です。
キレイになりますが、細かな傷がついてしまうのは仕方がありません。
研磨剤で削っているので、光沢感は無くなっていきます。
汚れは落ちていますので良しとしています!
バスタブの掃除
毎日のバスマジックリンでの掃除で十分なのですが、子どものおもちゃの塗料がバスタブに付着してしまっています。
これは、バスマジックリンでは落ちません。
ちなみにオキシクリーン(オキシ漬け)でも落ちませんでした。
塗料の除去
この塗料の除去には、スコッチブライト「すごい鏡磨き」のシートを使います。
このシートで優しくこすります。
ポイントは、「やさし〜く」ですよ!
【磨いた後】
このようにしっかりと落とすことができます。
しかし、厳密に言うとバスタブの表面のコーティングを削ってますので、行うには自己責任でお願いします。
磨いたことで目に見えない傷が出来たとして、その傷に汚れやカビは今後も入っていってしまいます。
我が家では、既に何度も磨いてしまっているのでもう気にはしていません。
子どもとのお風呂の時間は楽しく過ごせる時間の一つなので、子どもがおもちゃをバスタブにぶつけて塗料がついてしまうのはしょうがないと割り切っています。
しかし、そのままバスタブに塗料が残ってしまう方がイヤなので、この対応で塗料を落としています。
浴室床の赤カビ
洗い場の床は、水が排水口に流れるように緩やかな傾斜になっていますが、それでも壁際には水が残ってしまいます。
一条工務店スマートバスの床は、水切れがよくなるように溝が入っています。
日頃の掃除では、床をスポンジで擦っても溝部分は磨けておらず、カビは取りきれていないようです。
そのため、2週間もすると赤カビが目に見える程度まで繁殖してきます。
掃除開始
赤カビが繁殖して目に見える程度になったタイミングで、カビハイターを噴霧して床を掃除していきます。
カビハイターを吹き付けたらスポンジで床全体に広げ、数分後に水で流して終了です。
バスタブ下のゴムパッキンには注意せよ!
バスタブエプロン?下の部分のコーキング部お分に黒カビがびっしりと付着しています。
この部分は完全に死角となっており、引き渡し当初から目視で確認することなく今に至っています。
わざわざ床に顔を這わせて覗くということをしていませんでした。
掃除の時には、ただただ手を入れてこすっていただけでしたので、全く気が付かず、気がついた時にはこの状態でした。
この状態ではどんなにカビハイターを吹きかけても除去できません。完全にカビの根が張られています。
これから家が建つ方は、この部分についても定期的にしっかりとカビの除去をすることをオススメします。
バスタブ下パッキンの黒カビを除去
後日、このパッキン部分の黒カビ除去に成功しました。
こちらで紹介しておりますので、お困りの方は参考にしてみてください。
以上、お風呂場のガンコな汚れの掃除方法を紹介しました。
お風呂場の掃除に苦戦されている方の参考になれば嬉しいです。
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